ムトウテクノス
ムトウテクノス社と共同で総合病院向けME機器位置情報管理導入を推進
- 現在、ME機器の所在と移動履歴をME室スタッフで管理していますが、データ入力からの管理や手書きメモ管理が多く、実際の所在と管理データが異なる場合が多い。また、機器利用の偏りや紛失も多く、管理者のストレス、トラブルになっています。 併せて、院内で使用されるME機器は、台数・種類が多い上に、白くて似たような形状のものが多く、特別小さい機械でもないのに発見しにくい現状があり、またそれを目視で探すという非効率な管理プロセスが病院の大きな課題でした。
- ME機器にBLE端末を取付、フロア内に設置されたBLE/Wi-FiブリッジGWで電波を受信。受信データをもとにTRACE MOTION(WEBシステム)で、ME機器の位置情報可視化できるようにしました。また、同インフラを活用して、院内冷蔵庫温度を一元可視化するなど、利用範囲を広げていっています。
- 【お客様の声】
- TRACE MOTIONの導入で、ME機器が今どこにあるかを院内のMAP上に明確に示され、一目で利用状況と所在が分かります。位置情報は手持ちのタブレット端末でも確認できて非常に使いやすく重宝しています。 物理的な位置情報の事実が可視化されることで、状況を人伝えで確認することが無くなり、現場に行ってモノを探すという無駄な労力と非生産性のストレスから解放されました。また、事実に基づいた効率的な行動とれるようになり無駄な動きや時間を減らすことができました。 一連の位置情報データは、次の予定作成、あるべき場所への誘導等、ムダ・ムラ・ムリを解消し、機器を見つけるという役割以上の働きもしてくれて、非常に助かっています。 2022年現在、東京都内総合病院、愛媛県内総合病院、岐阜県内総合病院の3ヵ所で稼働中。 院内では、TRACE MOTION温湿度管理、機器稼働状態管理もご利用いただいております。